はい、
というわけで皆様、こんにちはっ!
ごーじん(@smil3jane)ですっ!
いやあ、夜も長くなりました。
部屋にこもり、購入したウクレレをポロロンと鳴らしてみたり、同じく部屋にこもり、そのウクレレに手を加えて自分色に染めてみたり、まあ、なんというか──
芸術の秋です。
自分色とか言うの、キモいよ。
……。
さて、私は少し前に、バリトンウクレレを購入しました。サウンドも(価格も)私の好みで、超・気に入っております。
でもね、私は手に入れたものは必ず自分色に染めてやらないと──
キモイっ!
……はい。
さ、今回も宜しくお付き合い下さいませ。
バリトンウクレレを改造する
今回手に入れたバリトンウクレレは、MAKALA MK-B というのもの。まあ、ハッキリ言って入門用なのですが、その割にしっかりとしていますし、ネック調整用のトラスロッドもちゃんと入っております。
以前の記事でも言いましたが、中途半端な価格帯のものを選ぶより、満足度は高いです。……あ、あなたがウクレレ専門のプレーヤーなのだとしたら、違います。そりゃそうだ。ウクレレで上を目指すのであれば、10万円以上のものを使った方が良いし、いや、そもそもバリトンウクレレをチョイスしないです。
でもね、やっぱり大切なのは、価格と性能のバランスなのですよ。あと、ライフスタイルね、これが結構──
長いよ、前置き。
……。
ええと、……これまでの画像で判る通り、ピッカピカです。……まあ、新品ですので当たり前です。が、個人的にこのピッカピカが苦手なのです。
だから、汚します。
工程は以下の通り。
- メーカー不明の状態にする。
- ペグを交換。
- ブリッジと指板を染める。
- 全体的に傷をつける。
- 汚します。
- 弦を張る。
- ストラップピンをつける。
- 完成♪
①メーカー不明の状態にする
先ずは、少しだけ弾いて、本体に問題がないかどうかチェックします。壊れている箇所があれば、このタイミングでないと返品or交換できませんので、慎重にチェックです。
本体に問題が無いようでしたら、即、弦とペグを外します。
お値打ちウクレレの場合、メーカーのロゴはデカールの上に薄いクリア塗装ですので、紙ヤスリを使って、ひと思いに削り取ります。ヤスリは「100番」くらいで。心配な方は、「400番」くらいからスタートして下さい。
ついでにサウンドホール内のシールも剥がします。これはボロボロになってもオーケーです。そしてオイルなどで少し汚しておきます。
②ペグを交換
ブッシュが白いプラスチックで格好悪いので、ペグごとニッケルのものに交換します。
オススメは、グローバーのウクレレ用ペグ(ニッケル)です。価格と性能のバランスが良いです。あと、ペグは軽ければ軽い方が良いので、オープンタイプがグッドなのです。
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……と、思いましたが、時間の関係で今回は、このペグのブッシュのみを使用したいと思います(ペグ本体は、そのうち交換します)。←
あと、白いブッシュだと思っていたパーツは、プレート状のフタでした。安価なギターとかにありがちな、穴隠しでした……ので、ニッケルのブッシュをはめ込むために、リーマーという道具を使います。
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少しずつ穴を広げてゆきます。
必ず、少しずつ広げるようにして下さい。確認して、少し広げて、確認して、少し広げて……の繰り返しです。キッチリよりも少〜しだけ狭いくらいでストップして、最後は木槌などでトントンします。
ブッシュをはめ込んだら、ペグを取り付けます。
③ブリッジと指板を染める
KALA(MAKALA)のウクレレで、ひとつだけ残念なところがあります。それは……ブリッジと指板の材が、ウォルナット……。以前はローズだったのに……いや、ね、弾く分には全く問題ありませんよ。ウォルナットもローズと同じように立派な材です。でもね……
色が気に入らない。
ローズに比べて白っぽいのです、ウォルナットは。
で、着色することにします。
着色料の購入先を調べたら、現在欠品中のようです。が、言ったら仕入れてくれるかもしれないので、リンク先を貼っておきます。
※2020/08/14 現在は、在庫があります!
他の箇所に色がつかないように、マスキングします。
要らない布などを使って、木部に染み込ませてやります。塗って、乾かして、これを2〜3回……というか、納得のゆくまで繰り返します。私は3回ほど行いました(演奏してゆくうちに色が落ちてきたら、また染めればいいや──という気楽な感じです)。
④全体的に傷をつける
さ、ここからが本番です。
なんと、新品のウクレレに傷をつけます!
道具は色々。
粗めのヤスリを使ったり、アスファルトに擦り付けたり(!)、ボディが割れない程度に傷をつけます。
抵抗がある人はヤメた方が良いです。
⑤汚します
そして今度は、傷をつけた箇所を中心に汚してやります。傷口にレモンオイルを染み込ませたり、さらに土を刷り込んだり、とにかく使用感を出してゆきます。新品の楽器に対して酷いことをしていますが、愛し方は人それぞれです。
やり過ぎると後悔するので、少し物足りないくらいでヤメておきましょう。
⑥弦を張る
ひと通り汚したら、いよいよ弦を張ります。最初に張られていた弦もなかなか良かったのですが、巻き弦(3,4弦)がキュッキュッと鳴るのが嫌だったので、お気に入りのフロロカーボン弦を張ります。
これは、釣り糸の材を改良したもので、細くてフィンガリングしやすいのと、チューニングの安定性も良いためオススメです!
今回はブラウンのこれをチョイスしました。
Worth Strings BB ウクレレ弦 ブラウンバリトン 63 インチ フロロカーボン amazon.co.jp |
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もう少しシャープなサウンドにしたい人は、ブラウンではなくてクリアをチョイスして下さい。ブラウンよりも元気な音です!
Worth Strings CB ウクレレ弦 クリアバリトン 63インチ フロロカーボン amazon.co.jp |
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⑦ストラップピンをつける
購入時、スラップピンがお尻にひとつだけ付いている状態でしたが、色はブラックでした。ここはペグに合わせてニッケルに変更したいところです。
また、バリトンウクレレをギターのような姿勢で弾けるように、ネックジョイントの付近にも追加してやると良いです。
これはニッケルであれば安いもので良いです。あ、2個買って下さいね!
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ボディ側は同サイズの木ネジが付属しているので、そのまま交換してやればオーケーですが、ネック側は、場所決めをしたら予め千枚通しなどで、ある程度の穴を開けてやって下さい(このとき角度に注意です)。
そ、し、て……
⑧完成♪
完成しましたーっ♪
新品なのにボロボロのバリトンウクレレです!
おつかれさまでした!
いやあ、楽しかった。
新品に傷をつけるのは勇気の要ることですが、どうしてもピカピカが苦手なので仕様がありません。
フェンダーなどのレリックが流行る前から、私のフェンダーはレリックでした。
弾き込むと、ここから色々と馴染んでくるので(音も傷も)とても楽しみです♪
↓
自分色に染めました♪
ごーじんの自分色って、汚いんだね。
……。
そのうち、ナットとサドルを交換したいと思います。最初に付いてるのはプラスチックなので、やっぱりマシなものにしたいです。
気持ちの問題で。
と、いうわけで今回は、以上です!
最後までお読み頂き、有難うございました。
また次の記事でお会いしましょう♪
ごーじん(@smil3jane)でしたっ!
バイビーっ!
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