【年の差婚】20歳差の結婚は後悔するのか?【経験からお答えします】

青年?の主張

例えば「年の差婚」というキーワードで検索してみます。すると、Google先生は我々に気を遣い、関連する検索キーワードの候補を表示してくれます。

が、その関連キーワードは以下のように「後悔」「現実」「離婚率」「気持ち悪い」といった、とてもネガティブなものばかりが続きます(個人的には「漫画」「ネタバレ」のほうが気になりますが)。

と、いうことは、ネット上では年の差婚の印象は悪い──ということになります。

そんな、年の差婚だなんて信じられません!

今は良いかもしれないけれど……あと数年もしたら、ねえ?

あはは。きもーい

まあ、こんな感じなのでしょう……。

しかし、これを読んでいるあなたは、

年の差カップルの当事者で、このまま結婚を考えている…

のではありませんか?……だから周囲の意見が気になってしまう。「オレは間違っているのだろうか」「わたし、何だか指を差されている気がする」……きっと、不安で仕様がないと思います。

しかし、そんなあなたのために、私は存在します。

今回は実際に20歳年下の女性と結婚し子供もいるこの私が、あなたの不安を払拭して差し上げましょう!

私にお任せください。

【年の差婚】20歳差の結婚は後悔するのか?

それでは先ず、年の差婚メリット&デメリットを見ていきましょう。

年の差婚のメリット

年上からの目線

 必要以上に可愛い

そりゃあそうですよ、人間の魅力は不出来なところです。それが詰まっているのですから、可愛いに決まっています。若く、恐いもの知らずの頃は、誰もが危なっかしく、輝いています。
もちろん、単にピチピチしていて可愛く思える、ということもあります。

 腹が立たない

「そんなことも判らないのかよ!」なんて思うことがありません。「うんうん、仕方がないよね、私もあなたと同じ年の頃はそうだったよ」──と、全てを許せます。そして、優しくアドバイスをすることができます。
腹が立たないので、ストレスを抱え込むことがありません。

 自分も若くいられる

気持ちをフレッシュな状態に保てます。もういちど青春を取り戻すことができます。忘れかけていた大切な「何か」を取り戻すことができるのです。

年上の立場からですと、このような感じです。気持ち的にも肉体的にも若返ることができるのが最大のメリットと言えます。

年下からの目線

 とにかく頼りになる

年上の魅力は、何といってもその「落ち着き」です。経験値がまるで違います。疑問には何でもすっと答えてくれます。家事も子育ても何でも手際よく捌いてくれます。判らないことなんて何もありません。
精神的ゆとりが生まれますし、盗めるところをうまく盗めば、自身の成長に繋げることもできます。

 退屈を感じない

何を行うときでも、その最上級を目指してくれます。自分の想像のワンランク上を披露してくれるのです。いつでも驚きがあります。お金を使わなくても、話をしているだけで様々の発見があります。

 悩みを解決してくれる

これも経験値がモノを言います。様々な修羅場をくぐり抜けてきた相手です。過去の自分に語りかけるように、同じような過ちを犯すことのないように、的確なアドバイスを与えてくれます。

年下の立場からは以上のようなことが言えます。経験値の高さにより自身の未熟さの全てをカバーしてくれることが精神の安らぎに繋がります。

年上&年下、共通のメリット

 毎日が刺激的である

世代の違う人同士の対話は、常に新鮮です。自分の知らなかったことや忘れていたことを毎日のように気付かされます。これは、とても有難い話です。

 結婚までが早い

年齢が近いと「もう少し遊びたい」とか「仕事で成果をあげたい」などといった考えから、もう少し先、もう少し先……と結果として婚期が遅くなる場合もありますが、年の差カップルの場合、子供も早く欲しいですし、すんなり結婚が決まる可能性があります。

基本的には喧嘩もなく平穏な毎日が続くのでストレスは少ないと言えます。何に幸福を感じるかによっては、とてもメリットが大きいです。

年の差婚のデメリット

年上からの目線

 疲れる

年長者と違い、年下は体力があります。それ故、そのアクティブさに振り回される場合もあります。それを懐かしさや好奇心でカバーしきれないと、疲れが先に来てしまいます。

 話についていけない

一般的な知識においての話題や理論にはついていくことができますが、例えば「最新のアニメ」の話題だったりすると、共感してやることができません。

 勘違いされる

本人にそんな気持ちがなくても、ロリコンやショタコンなのか?……と勘違いされる可能性があります。世間はそれらの意味を解っておらずに単に言いたいだけなのだと思いますが、そんなことは関係ありません。

疲れているときに疲れることをするほど、年長者は積極的ではありません。過去の経験が先の読める行動を止めてしまう場合もあります。

年下からの目線

  仕事量が増える

年上は行動する前に結果を考えてから行動するので、実際に行動に移す回数が少なくなります。そのほうが無駄がないことは解るのですが、どうしても自分ばかりが動いているような気になってしまいます。

 昔話ができない

自分が生まれた頃には相手が既に大人だったりするので、自分の懐かしいと思った話でも「それ最近の話じゃん」で済まされ、最新の扱いにされてしまいます。他にも、例えば、懐かしいテレビ番組の話を出しても、「ああ、その頃にはもう大人だからテレビとか観ていないわ」と、流されてしまいます。

 周囲が憐れむ

同世代から「そんなオジサンといて楽しいの?」「それ、もうオバサンっつーか、お母さんじゃん」「なんだか大変そうだね」などといった憐れみを受ける可能性があります。

被害者意識の強い人だと、いつでも自分が馬鹿にされているような気になるかもしれません。

年上&年下、共通のデメリット

 子供を持てない可能性がある

これは実際の年齢や健康状態によって、早めに、真剣に話し合わなければいけません。年下が「まだ子供を持ちたくない」という考えであれば、子供を持たない人生も視野に入れる必要があります。

 周囲に反対される

主に上記のような理由で、年下の方が反対される可能性があります。年上の方が大金持ちで、心身ともに健康であれば、反対は少ないと思います。

主に「子供について」や「世間体」が問題になってきます。世間体は数年もして問題のないことを証明すれば解決しますが、子供のことについては早めに話し合わなければいけません。

【年の差婚】どんな人に多いのか?

実際には当事者たちは、それほど年齢の差を感じていません。二十歳を超えたら皆んな同じ──の精神です。

しかし無意識の中で、相手には以下のようなことを求めている場合が多いです。それは、

 年上の相手には「父性」や「母性」などの絶対的な安らぎ
年下の相手には「青春」や「時間」といった若い頃の自分自身

です。

無意識の中で、同年代には求めることのできないものを求めています。お互いに求めるものをお互いが備えているのであれば、なにも問題はありませんし、これほど明確な条件は他にはないと思われます。

また、こういった人は大抵、問題のある家庭で育った場合が多いので、そこでは得られなかった(一般の人が普通に得ることのできる)幸福を求めているのだ、とも言えるでしょう。

【年の差婚】結婚式はどうするの?

これは初婚であるのかどうか、お互いの親族の意見を取り入れる必要があるのかどうか、などによって変わってくると思いますが、

 式を挙げないカップルのほうが多い

です。

そもそも「問題を抱えた家庭」出身のひとが多いので、挙げない方が平和かもしれません。そのあたりは当事者たちのみで考える方が良いでしょう。
近年では挙式に拘らないカップルも増えてきましたので、式をあげないことで指を差される心配もありません。

海外挙式など本人たちのみで低予算に済ませるのもオススメです。

【年の差婚】夜の生活は大丈夫?

これを心配される方は案外、多いのではないでしょうか。

しかし、これは実年齢よりも、健康の状態のほうが重要になってきます。年齢にかかわらず若い人はずっと若いですし、逆に若くして老け込んでいる人は大勢います。

 健康的な食生活を行う
しっかりと睡眠をとる
ストレス回避の方法を身につける

この辺りさえクリアできるのであれば、まったく問題ありません。

少々、下品に言わせてもらえば、年上は「自分よりも圧倒的に若い肌に触れることができる」し、年下は「圧倒的なテクニックに溺れることができる」わけですので、同年代夫婦よりも、まあ、刺激的には感じるはずです。

【年の差婚】20歳差の結婚は後悔するのか?:結論

結論としては、基本的には後悔しないハズです。年の差婚で後悔するタイプの人は、たぶん普通の年齢差であっても後悔すると思います。

結婚をすると、毎日、顔を合わせる生活が始まります。もしかしたらお互いにワガママになり、「幸福」が「当たり前」のものへと変化してしまうかもしれません。

結局のところ、人間と人間との共同生活ですので、後悔するのかどうかは

人による

としか言えません。

……。

……。

先ほども言いましたが、本人たちは年齢という数字には関心を持っていない場合が多いです。まったく興味がありません。

ただし、結婚には責任が伴います。

自分の決めたことに対し、後々ケチをつける可能性があるのだとしたら、年の差云々の前に自身を成長させる必要があります。

どちらが先に死のうが、その瞬間まで笑顔でいられるような行動や、死別の後にも語りかけてくれるような言葉を意識して毎日を過ごせば、その結婚は成功だったと言えるハズです。子供が健やかに成長してくれたら更に成功です。

ちなみに、私の妻は20歳も年下です。それはもう可愛くって仕様がありません。単に若いから、美しいから、という意味ではなく、いっしょに生きてゆこうと決めたような相手だから、可愛くって仕様がないのです。年の差を意識したことはありません。

あ、ひとつだけ。

妻が何かしら失敗をしても「可愛いなあ」で済ませてしまうことが多いので、それは年齢差のせいかな、とは思います。

いつもすまんな。

そうそう、この間、とあるメガネ屋さんに二人で出かけたのですが、店員さんは(私たちのデータを見ながら)私に、「お父さんは──」と説明を始めました。

私は見た目がかなり若いです。たぶん妻と並んでいても何の違和感も感じさせないと思います。しかしデータを見て、(同じ名字だから家族だろうし、年齢がこれだけ離れているからきっと親子だろう。きっと若いお父さんなのだ)──と思って、私を「お父さん」と呼んだのだと思います。

つまり世間では「20年は親子の年齢差」という認識なのです。

解りやすく言うと、やっぱり普通ではないのです。

そういった世間の目が気になるカップルは……後悔しちゃうかもしれません。


さて、最後に、

年の差カップルにエールを送ります。

常識に惑わされないことです。
常識とは大人の言い訳です。

年の差で上手くいかないカップルは、それを年齢差のせいにしていますが、ほんとうは単に愛情や思い遣りの心が欠けているだけなのではないでしょうか。

それでは年齢が近かったとしても上手くいきません。むしろ年齢が近い方が相手にワガママになりがちです。許せないことだって増えてきます。争いは同じレベルの者との間にしか生まれないからです。

もし、あなたが年の差婚で迷っているのであれば、相手のことを本当に愛しているのかを自身の胸に確認してみて下さい。

よく恋愛と結婚は別だから……という人がいますが、ハッキリ言って愛に勝るものは何もありません。愛の無い人の「言い訳」を真に受ける必要はありません。

二人が本当の「愛」を知っており、それを持っているのであれば、年齢の差なんて塩加減よりも気にならないことだと思いますよ。

がんばれっ!

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