写真(カメラ)を趣味にしたいと考えている人にお話ししたい

写真・カメラ

何かを始めるときは決まって悩んでしまう。何よりの問題は「何を悩んだら良いのか」すら判らないことである。しかし動き始めなければならない。そこで第一歩を踏み出さないと、ずっとそのまま。何も始まらないのだ。

はい、
というわけで、
ごーじん(@smil3jane)です。

今回は「これからカメラを買って写真を撮りまくりたいなあ」と考えている人に向けてお話しするね。──と言っても、まあ、このブログは自由な発信の場になっているので、カメラのスペックとか、そう言った細かな話はしないつもり。

ま、いつものことなんだけどね。

もちろん道具選び(今回はカメラ選び)は大切なことだよ。でもさ、じゃあ何を基準に選べば良いんだ──ってなったとき、「初心者はこれを選べ!」なんて記事、あんまり参考にならないと思うんだよね。

特に趣味の世界って、研究の積み重ねなわけじゃない?

とにかく考えることが重要。だから、そういう世界に興味のある人って、色んな人の「考え」を知りたいと思うんだよ。

だから今回は、僕の「考え方」を話そうってわけ。

このサイトに慣れている人は(ああ、また何か語り始めたよ、この人)って思いながら楽しんでくれれば良いし、このサイトが初めての人は(ああ、そういう考え方もあるんだな)くらいに思ってくれれば幸いだよ。

僕もそうしてるけど、色んな人の話を聞くって、すごく大切なことだからね。

あ、

趣味の写真というより、記念写真を綺麗にお値打ちに撮りたい──ってひとは、キヤノンの《EOS R50》とか《EOS R10》を買っておけば問題ないよー。

写真(カメラ)を趣味にしたいと考えている人へ

思った時が吉日。
早速、道具となるカメラを手に入れよう。

先ずね、考えて欲しいのは、それを趣味にしたいのか、そうじゃないのか──ってこと。何故かって言うと、その目的によって選び方が変わってくるからなんだ。

ほら、さっきもチラッと言ったじゃない? 記念写真を綺麗に撮りたい人は、キヤノンの《EOS R50》を手に入れてね──って。

理由は簡単。

趣味のように研究する必要がないじゃない、記念写真って? 逆の言い方で解りやすくだと、記念写真に失敗は許されないってこと。だって、想い出の証拠みたいなものじゃん、記念写真って。やっぱ、ちゃんとしたカタチで残しておきたいよね?

でも、趣味の写真って、それとはちょっと違う。どちらかというと、それは『芸術』に近いものだと思うんだ。

考えて、考えて、自分の哲学を目に見えるものに変える作業。だから、自身の成長のためには、むしろ失敗することが大切なんだよ。

あと、芸術の分野では、「失敗」イコール「偶然」と捉えることもできるから、予期せぬものが、新しい「何か」だったり、それが実は「成功」だったりするんだ。……って、なんとなく理解できるかな? あなたに趣味の能力があるのなら(興味がある時点で、それは才能だよ)、僕の言いたいこと、伝わると思う。

……伝わってるよね?

キヤノンって、良くも悪くも、教科書のように撮影することができるんだ。失敗が少ないの。凄いなあって思うよ。それがお値打ちな価格帯(10万円くらい)のものでも、バッチリ撮れるんだよ。

そんな訳で、これから記念写真用のカメラを手に入れたい人は、キヤノンの《EOS R50》とか《EOS R10》がオススメ。それ以外だと、ニコンの《Z50》とか、富士フイルムの《X-S10》とかが良いかな。こちらの方は、趣味が目的の人も遊べるカメラだと思うよー。

あ、

もちろん失敗の許されない仕事の時もキヤノンはオススメだよ。これから手に入れるのなら、高級ミラーレスかな。古いタイプのレンズ(EFレンズ)はもう作るのめんどいらしいから(←)、今いっしょうけんめい作ってる新しいタイプのレンズ(RFレンズ)に合ったボディを選んだ方が良いと思う。

もうしばらくは、品薄状態は続くと思うけどね(理由は、半導体がどうたらこうたら。自動車メーカーとの争奪戦に敗れて云々カンヌン、つーか今、戦争中だし)。

趣味の道具(カメラ)を選ぼう

もし、あなたが「何を撮りたいのか」ハッキリしているのなら、それに従ったほうが良いよ。

例えばさ、鳥や昆虫を撮影したいのに、スナップ用のカメラやレンズを選んじゃうと、達成が遠回りになっちゃうからね。もちろん、その逆も同じ。

でね、特に何を撮りたいのかハッキリしていないのなら、スナップ写真で数をこなしてゆくのがオススメだよ。そのほうがお金をかけずに始められると思う。

 

……え、スナップ写真って何かって?

 

ええっと、みんな大好き Wikipedia によると、

スナップ写真(スナップしゃしん)は、下準備その他特にせず、日常のできごとあるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真。正しくはスナップショット

とのこと。

まあ、特に何も考えずに(本当は考えなきゃダメだぜ)、自分の目に映った空間(そして時間)を切り取ってゆく作業──という感じ。

要は記念になるような写真じゃなくて、なんだかよく解らないけど、なんか良いよね──という写真を撮るんだよ。遠出する必要はないよ。散歩の途中でピンと来たものを撮ったりすれば良いだけ。……ま、それが案外、難しかったりするんだけどね。

僕の場合はこうだった

僕が写真を始めた時の話をするよ。

先ずね、最初に手にしたカメラは、キヤノンの《D30》という、一眼レフのカメラ。もう15年から20年くらい前の話になるね。

こういうやつね(画像はキヤノンさんからお借りしました)。詳しくは ここ から。

僕はそれまでバンドマンをやっていて、カメラの知識なんて何もなかったから、(やっぱカメラと言ったらキヤノンだろ?)──みたいな感じで、中級者向けのソレを選んだんだ。当時の価格で、20万円以上したと思う。

だけど、何かが違うんだよね。

楽器を長くやっていたせいかもしれないけれど、オートで何でも出来てしまうシステムに不満を持ってしまったんだ。──いや、それって凄いことなんだよ。さっきも言った「失敗のない撮影」が簡単にできてしまうんだからね。

でも、楽器って、弾きこなすまでのプロセス、いかに良いサウンドを生み出すかの技術、その辺りの研究が楽しかったりするわけじゃない? つい、それと比べてしまったんだよね。要するに、不便なものを使いこなす楽しみを、僕は求めていたんだと思うんだ。

結局……、1週間で売りました。

サヨナラ、D30。こういう時の僕って、あまり悩まない。使いこなせないから売ったんじゃなくて、使いこなそうと思えなかったから売ったわけだからね。こういう気持ちには素直なんだ。それに、太宰治も言ってたじゃない?──「サヨナラだけが人生だ」って。……関係ないけどさ。

デジタルじゃなくてフィルム?

D30を手放した辺りで、そもそもの間違いに僕は気付いたんだ。それは、

デジタルが便利すぎるんだ

ということ。

だって、簡単に撮れてしまってはいけないし、撮ったものを直ぐに確認して、撮り直してしまうような環境では、成長できないじゃん? 僕はフィルムカメラを手に入れなければならなかったんだ。

もちろんこれは、15年以上前だから言えたこと。今からフィルムカメラをメインに使おうとは思っていないよ。

お金持ちになったら、考えるかもしれないけどね。

今もフィルムカメラは最高ですが、フィルム代や現像代が高くなってしまったので、これからは不便なデジタルを探して、それを使うつもりです。

Leica(ライカ)との出会い

さて……と、『Leica(ライカ)との出会い』──なあんて、こんな大袈裟なタイトルを書いておきつつなんだけど、……実は、今回はこの辺で失礼しようと思うんだ。

お互いに疲れたじゃん?(←お前だけじゃん?)。

続きは必ず書くから、待ってておくれ。

検索でたどり着いた人は、ごめん。しっかりとした答えが記されていないから、怒ってディスプレイにマウスを投げつけたりして、なんかもう色々と台無しにしてしまったかもしれない。本当にごめんよ。

でも、ここまででも、基本的な考えは(伝わる人には)伝わったと思う。

趣味って必ず目標を作って、それに向かって突き進むわけじゃない? そして達成する。そうするためにはどうすれば良いかを考えて、それに向けての技術を高める。

でね、それが困難であればあるほど、達成した時の充実を得ることができるんだ。──まあ、人生そのものだよね。

だから僕は、不便が大好きなんだ。

もちろん、どんな不便をチョイスするかで、これからの流れが大きく変わってくるから、そこは慎重に選ばなければならないよ。

次回はその辺りを話せたら良いな、と思ってる。

おまけ

最後に、僕が初めてメインで使用したカメラの画像を載せておくね。

そして、最初に撮った写真(笑うなよ)。

疲れたから、続きは今度にしておくよ。

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